ブッダのことば(8月)
©Matsumoto Eiichi
ブッダとは、本来、歴史的な釈尊のことである。釈迦族の王子は「悟った」のでブッ ダ」と呼ばれた。
そして、大乗仏教では、ブッダの悟った真実―法―そのものを「ブッ ダ(仏陀)」とする考え方が想定されてくる。
だからこそ、真実―法―の働きそのものである宇宙・万物は仏身そのものであるという 考えに発展してきた。
ものごとは心にもとづき 心を主とし 心により成り立っている
もし汚れた心で話し 行うならば 苦しみはその人に付き従う
車を引く牛の足跡に車輪がついていくように
『ダンマパダ』1
更新日:2022.08.08