みやまの踊るマンゴーラッシー②
これであなたもインド人気分!になれるヒンディー語フレーズ3つ
ナマステ。みやまです。
突然ですが、皆さんの家の近くにはインド料理屋さんはありますか?
私が子供の頃は、最寄駅の近くに一軒しっかりしたインド料理レストラン、といった感じのお店があるだけでした。でも、最近はいろんなところで見かけませんか?特に、よく目にするのが「インド・ネパール料理」。
これは全くの余談ですが、私が観察している限りでは、
「インド・ネパール料理」→ネパールの人がやっている
「インド・パキスタン料理」→パキスタンの人がやっている
「インド料理」→インド人がやっている
ことが多いと思います。
ともあれ、3ヶ国ともカレー文化圏ですし、本場の味が気軽に食べられる機会が増えて、私は嬉しいです。
さて、今日はそんなインド料理屋さんで(そして、もちろんインド旅行をした時にも)使える、ヒンディー語のフレーズ3つをご紹介します!これであなたもインド人気分(^^)♪
ちなみに、インドには22の公用語がありますが、ヒンディー語はその中でも一番使われている言葉です。そして、ネパール・パキスタンの人でも通じます。
普段はネパール語を話すネパールの人々は、子供の頃からヒンディー語のTV番組や映画に慣れ親しんでいますし、パキスタンに至っては、使っている文字は違うものの、パキスタンのウルドゥー語とインドのヒンディー語はほとんど同じ言語です。
さて、そんなヒンディー語の世界をちょこっと覗いてみましょう♪
①Accha アッチャー
「おぉ」「いいね」「あれまぁ」「あちゃー」
とっても便利で、インド的な表現。
良い場面でも、逆に微妙な場面でも使えます。一番使われるのは、会話の相づちとして。インド旅行やインド映画で、インド人同士が話している時によく
「アッチャー。」「アッチャー。」
といってるのを目撃された方も少なくないかと思います。
あとは、日本にあるインド料理屋さんでも、やや表現的には拙くなりますが、使えます。
料理が美味しかった時に、お皿を指しながら
「Accha!」
とか。
もう少し正確にするなら、
「Accha tha!(アッチャー ター)」(良かったです)
※ターをなるべく強く発音してみましょう。
もしくは、ここまで言えれば完璧です。
「Khana accha tha.(カナ アッチャー ター)」(ごはん美味しかったです)
※khana カナは「ごはん」という意味。
カナの「カ」は中国語でいう有気音です。(息を吐きながら発音します。)
②Thik hai ティーケ!
「わかった」「なるほど」「OK!」
誰かに説明をしてもらって、納得した時に使います。
よく①と一緒に
「アッチャー!ティーケ ティーケ!」(あぁ、なるほど!)
と使われます。
※発音ポイント。
「ティ」は上にも出てきた、息を入れながら発音する有気音です。
少し細かく言うと、表記の「thi」←真ん中のhが有気音を表しています。英語のように「ディ」の音にはなりません。
ゆっくり言うと「ティーク へ」ですが、短くなって「ティーケ」。
ちなみに、「hai」は「です」の意味です。
③Phir milenge フィル ミレンゲ
「またね」「また会おうね」(=See you again)
お別れの挨拶の時に使います。
「さようなら」は「ナマステ」で十分ですが(こんにちはもさよならも両方OK)、例えばインド料理屋さんに行って、『美味しかったからまた来たいなぁ』と思った時は、ぜひこのフレーズを店員さんに言ってあげましょう。喜ばれると思いますよ。
※発音ポイント。
RとLの発音はぜひ意識してみてください。感覚は英語と同じです。
Rの付く「フィル」は巻き舌で。
Lを使う「ミレンゲ」は日本語のラ行と同じ感じで。
意味は、「フィル」が「また」「再び」。
「ミレンゲ」は会うという動詞を未来形に活用したものです。
さて、いかがでしたか?
私は、外国語は「習うより慣れろ」だと思っています。(もちろん、文法なども大事ですが。)
ぜひ、口に出して実際に使ってみてくださいね。
プロフィール:みやま
インドブロガー。千葉県在住。
2012〜14年インド・ムンバイに留学。
ただ今、初めてのマタニティ生活を過ごしつつ、インドで学んだソーシャルワークを日本でどのように生かすか模索中です。
ブログ『いんきょ〜インドがわたしの第2の故郷!〜』
https://miya-in.net/
更新日:2019.07.30