1周年記念式典の記事が『仏教タイムス』に掲載

日印文化交流ネットワークの1周年記念式典の記事が、以下のとおり『仏教タイムス』に掲載されました。

「日印ネット1周年」

 日印文化交流ネットワークは1130日、東京・神田の学士会館で発会一周年記念講演会と懇親会を開き、インド舞踊家で相愛学園学園長、西本願寺の大谷光真前門の姉である大谷紀美子がインド舞踊の歴史や自身の留学体験を話した。

 子どもの頃から踊るのが好きだったという大谷氏は大学でインド舞踊音楽を学び、卒業後はインド留学を希望。親からは「奨学金が貰えれば、旅費は出す。私費留学はさせない」と述懐。そして卒業後、試験を受けて、1966年にマドラス(現チェンナイ)のカラークシェートラ学校に留学し、古典舞踊バラタナーティヤムを学んだ。学校の創始者、ルクミニー・デーヴィーは「厳格な舞踊教育」「質素な生活」を指針に学校を発展させ、インド舞踊の地位を向上させた。大谷氏は寮生活の思い出からインド舞踊の歴史や舞踊と独立運動の関係など、多彩な話題を提供した。

 懇親会にはインド大使館ヴィヴェーカナンダ文化センターのシッダールト・シン所長も参加。同ネットの会員数人が、ヒンディー語を教えていた父の生徒だったという縁に感慨を深めながら「皆さまの活動が日印友好交流の指標になる内容になっていくと期待しています」と話した。

(『仏教タイムス』1213日)

更新日:2018.12.22