新連載「導かれたodissiへの旅」執筆者・花の宮祐三子氏についてのご紹介

花の宮祐三子氏による連載「導かれたodissiへの旅」が始まりました。まもなく、第2回目が掲載される予定です。

花の宮祐三子氏は、「学ぶ・知る」コーナーの連載「河野亮仙の天竺舞技宇儀」でおなじみの河野亮仙氏からのご紹介です。河野亮仙氏から、花の宮祐三子氏についてのご紹介文をお寄せいただきました。

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花の宮祐三子「導かれたodissiへの旅」を紹介します。

花の宮さんのインドとの出会いは、二十歳の時。アジア協会アジア友の会の井戸掘りワークキャンプで初のインド体験。大学で文化人類学を専攻されたので、ミクロネシア連邦のポナペ島の調査旅行に参加したこともある。

中国、パキスタンから迷走して瞑想に行き着く。もともとはバレエの出身。断念したものの、ユニセフNGOで働く中、やはり踊りたい自分を再認識。少数民族との出会いから自分の踊りとは何だろうと模索した。舞踊のほか書画を嗜み、ヒーリングの会を行うなど、多彩な活動を続ける。インド関係者にありがちな羅針盤のない心の旅、自分探しを遍歴した花の宮さんの話には、「あ、それそれ」と共感を覚えるはず。

なお、昔はオリッサ州といいましたが、表記が変わって今はオディッシャ州といっています。古い人はオリッシー・ダンスと呼びますが、これもオディッシーと呼ぶようになりました。バラタナーティヤムが直線的で色っぽいものを排除した清純路線であるのに対し、こちらはデーヴァダーシーの踊りの系譜を受けてエロティックな題材もあります。

更新日:2023.07.28