大谷紀美子先生講演のご案内
11月30日(金)に大谷紀美子先生の講演があります。ナマステインディアでおなじみですが、東京での講演は珍しいので、是非、ご参加ください。
わたしが大谷先生のことを初めて知ったのは高校生の頃、もう50年近く前のことではないかと思いますが、中外日報というお寺関係の新聞に記事が載ってました。
父が、西本願寺ご門主(二十三世法主大谷光照師)のお嬢さんがインド舞踊の公演をするそうだよと記事を見せてくれた。祖父の大谷光瑞師は大谷探検隊を率いて、二十世紀初頭にインドやシルクロードの遺跡、文物を調査していた。
そのパイオニア精神のたまものか、若くしてインド留学、当時マドラスと呼ばれた街の外れ、アディアールにあるカラークシェートラに留学されバラタナーティヤムを学ばれた。 留学していた1966-68年当時は、インド留学は大変な冒険で、よくもまあ本願寺のお姫様と呼ばれた紀美子先生が渡印できたものだと思います。
インド舞踊については、いち早くバレエをやっていた牧幹夫(牧阿佐子さんの父)さんが、1928年シャンティニケタン、通称タゴール大学に留学し、1930年頃入江静枝さんがそこで学んでます。戦後は1953年、やはりタゴール大学に榊原帰逸先生が研修に行かれてますが、それに次ぐものかと思われます。
留学当時は、カラークシェートラの創始者ルクミニー・デーヴィーが健在で、その謦咳に接することができたのは貴重な体験です。
帰国されてからは高知大学や相愛大学で教鞭を執られ、現在は相愛大学学園長の重責を担う。
インド音楽・舞踊に関する論文多数、 “Rukmini Devi and Bharatanatyam/the revival of
classical dance in India ”という英文の著書もあります。
他では聞けないお話も拝聴できると思いますし、ナマステでは遠くから拝見するだけになってしまいますので、この際、是非、お近づきになってください。
案内人 河野亮仙
記
日印文化交流ネットワークの一周年記念講演、懇親会を開催いたします。この際に、是非、会員となってご参加ください。https://tsunagaru-india.com/membership/
日時:平成30年11月30日(金) 神田・学士会館302号室にて
記念講演 午後5時半より
演題:「日本におけるインド舞踊の魁として」
講師:相愛学園 学園長 大谷紀美子 先生
祝賀懇親会 午後6時半より
会費:講演会 無料
懇親会 会員 5,000円 非会員 10,000円
お申込:参加ご希望の方は、
●お名前
●「講演会のみ希望」「懇親会のみ希望」「講演会、懇親会希望」の何れか選択の上、
namaste@tsunagaru-india.com までメールにてお申し込みください。
更新日:2018.11.26