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バトゥケイブへの誘い- バトゥケイブ・クアラルンプール

©山崎真

マレーシアの首都、クアラルンプールのセントラルステーションから電車で約30分北上し電車を降りるとすぐに猿の化身・ハヌマーンの巨大な像がお出迎えしてくれた。

朝の静寂の中、参道のお土産物屋や花屋が開き始める中、イスラム教徒が多いこの地らしくスカーフをすっぽりと頭から被ったマレーシア人が携帯片手に写真撮影している姿を見かけることができる。

ここに至ってはイスラム教徒がここヒンドゥー教の聖地を訪れる事すら何の違和感も覚えない。ここにヒンドゥー教の寛容さというものを伺いしれることができる場所でもある。

暫く歩くと高さ40mを超えた全身黄金色の像がお出迎えしてくれた。こちらは日本では”韋駄天”として知られているスカンダ神である。

このスカンダ像の脇にある272段の階段を登りきり、洞窟の奥に進むとうっすらと入る光の中、ヒンドゥー教の寺院が点在しておりその姿は圧巻である。朝早くから地元のヒンドゥ教徒たちがプジャー(祈りの儀式)を受けている姿は実に厳かである。

そんな厳かな光景の中、突然「ヒューン」と言う音と共にロケット花火が打ち鳴らされた。どうやら近くに住む野生の猿たちを追い払う為のものらしいが、不意打ちを喰らい私だけに限らずそこに居た観光客もみな驚いた様子であった。

続いて更に2発、3発と打ちあがり、打ちあがった先を見上げると洞窟の隙間から青い空が顔を覗かせ、その中を幾筋もの白い煙が弧を描きクアラルンプールの空に広がっていった。


山崎 真(Shin Yamasaki)
写真家 
1974年長崎市生まれ
大学卒業後 北米、オランダに渡航。現地に滞在しながら周辺各国を周る。
20代後半に1年3ヶ月アジアを旅し、うち4ヶ月インドに滞在。
2014年から月刊誌「在家佛教」の表紙及び表紙の話を3年間連載し写真と文章を通してアジアと関わり続けている。
ホームページ http://www.shinyamasaki.com

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更新日:2019.02.04

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