講演会「グローバル化を生きる聖地」

グローバル化を生きる聖地 ~仏教最大の聖地ブッダガヤのフィールドから見えてくるもの~

講師 前島訓子 (愛知淑徳大学他・非常勤講師)

仏教がなじみ深い日本人にとって、その発祥の地インドはいにしえから憧れの地だった。かつては,ほんの一握りの人々が遺跡巡拝を志すに留まったが、今や世界中の人々が「仏教聖地」を目指す。その一つであるブッダガヤでは、各地で独自に発展を遂げた仏教が再び一堂に回帰するかの如く、遺跡周囲に各々の仏教寺院の建立が進む。
だが、まなざしが向けられている遺跡が、変わらず仏教徒の信仰の対象であったわけではないし、遺跡そのものすら忘れられていた時期すらある。しかも、遺跡はヒンドゥー教徒やイスラーム教徒が住まう地域の中に佇む。独立以降,内外から押し寄せる人の波と、遺跡を取り巻く変化のうねりに翻弄されながら、仏教最大の聖地ブッダガヤはどう変わり、この地に生きる人々はどのようにその変化を生き抜いてきたのか。こうした問題をそこに生活する者の側から「仏教聖地」を捉えることで,聖地ブッダガヤの新たな魅力に迫りたい。

開催場所

JICA東京 セミナールーム411 
【交通】京王線幡ヶ谷駅徒歩8分/地下鉄千代田線・小田急線代々木上原駅徒歩12分

問い合わせ先

TEL:03-3711-7608
FAX:03-3711-7673
e-mail:jimukyoku@ibba.jp
HP:http://www.ibba.jp/

開催日時
2018/12/16 (日)15:00~17:00(開場14:30)
開催場所
JICA東京 セミナールーム411 
東京都渋谷区西原2-49-5
主催者
公益財団法人国際仏教興隆協会
公式サイトなど
https://www.ibba.jp/archives/2251.html
資料
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更新日:2018.11.08