東アジア仏教研究会2017年度年次大会開催

今年度は、第31回定例研究会(大正大学)として、513日(土曜日)に通然(東洋大学大学院)「日本所伝『破相論』(観心論)の諸本について——新出の金沢文庫残欠本を中心に——」、楊玉飛(中国中央民族大学東アジア仏教研究センター研究員)「勝鬘経』の空・不空如来蔵について−−中国諸注釈書の異同−−」、藤原智(大谷大学真宗総合研究所東京分室PD研究員)「親鸞と聖冏の『弁正論』引用について―親鸞の引用は親鸞による抄出か―」、工藤量導(大正大学非常勤講師)「慧影『大智度論疏』引用の道安『浄土論』における浄穢の議論―著者は東晋・北周いずれの道安か―」の発表がありました。


また、第32回定例研究会(東洋大学)として、722日(土曜日)に冨永曜子(国際仏教学大学院大学大学院)「『法華経』「方便品」における増上慢の特性」、櫻井唯(早稲田大学大学院 )「華厳教学における同体門・異体門の成立」、関悠倫(東洋大東洋学研究所客員研究員)「『釈摩訶衍論』における仏身観の一考察」、柴田憲良(名古屋市立大学研究員)「最澄の末法思想に関する一考察」発表がありました。また、学会誌『東アジア仏教研究』第15号(年会費1500円で頒布)を刊行することができました。


東アジアの仏教に関心のある方は、どなたでも奮ってご参加いただければ幸甚です。                                                                                                   



【研究発表会次第】


1:00pm


開会の辞



1:10pm2:10pm


大谷 由香(龍谷大学特任講師)


発表題目:「南山宗における三観について」


コメンテーター:(戸次顕彰 親鸞仏教センター研究員)



2:10pm3:10pm


藤井 教公(国際仏教学大学院大学教授)


発表題目:「栄心『法華経直談鈔』における法師功徳品の検討」


コメンテーター:(前川健一 創価大学大学院准教授)


休憩



3:40pm4:40pm


張 凱(寧波大学講師)


発表題目:「杏雨書屋蔵羽271『義記』の三宝思想」


コメンテーター:(菅野博史 創価大学教授)



4:40pm5:40pm


趙 允卿(東国大学校仏教学術院HK教授)


発表題目「中国仏教における相即の形成と変容」


コメンテーター:(伊吹敦 東洋大学教授)



5:40pm


会員総会



5:55pm


閉会の辞



6:20pm8:20pm


懇親会



大会参加費


1,000



懇親会


駒沢魚庵 直


154-0012 東京都世田谷区駒沢1-17-15アルコ駒沢ビル1F


TEL:03-6450-7313


http://www.sakana-iori-nao.com/enkai.html


会費 4,000 円(学生・大学院生 2,000円)


懇親会の参加希望者は、1124日(金)までに、事務局(eastasiabuddhiststudies@gmail.com)に、その旨ご返事をください。準備の都合上、宜しくお願い申し上げます。

開催日時
2017/12/02 13:00~
開催場所
駒澤大学大学会館246・7階会議室
東京都世田谷区駒沢1-17-18

更新日:2017.11.24