延命寺花祭り——「般若心経」による平和の祈り
一方、ウクライナの戦火は消える事なく、トルコ・シリアでは大地震に見舞われました。
物価高と金融不安に脅かされる今日この頃です。
般若心経は奈良時代から国家的危機や飢饉の時に法会で読まれ、何百巻の単位で造経、写経が行われていました。
般若心経は仏教がヒンドゥー教の影響を受けて密教化していく三、四世紀に成立したと見られています。そのため顕教の経典として空を説いたものとして読む事も出来るし、真言が本質の陀羅尼経典と捉える事も出来ます。真実の言葉、梵語で「ガテーガテーパーラガテー パーラサンガテー ボーディ スワーハー」になりますが、般若波羅蜜多菩薩プラジュニャーパーラミターへ呼びかけると物事が成就します。
最初に平和祈願法要。ここで菩薩の代表である観音菩薩の姿で野火杏子が舞います。横田ゆうわ扮する般若波羅蜜多菩薩がそれを受け止めて恵みを垂れます。我々も菩薩なので観音菩薩に続いて皆で努力して平和を祈り、世界の人々の安寧を祈ります。
また、トルコ・シリアの大地震、ウクライナの人々に思いを馳せて、それにちなんだ曲を演奏し、併せて被災者へのご寄付を募ります。
第一部 平和祈願法要 第二部 インド舞踊 第三部 音楽
出演 仏教青年会
インド舞踊 野火杏子 横田ゆうわ
音楽 坂田明 神田佳子 栗田妙子 石田紫織
- 開催日時
- 令和5年4月8日(土) 13:30~
- 開催場所
- 延命寺
さいたま市浦和区本太1-42-2 - 主催者
- 延命寺
- 問い合わせ先
- 048-882-6390
更新日:2023.03.24