公開講座「マカームとラーガ2」~即興の技法~ 開催
アラブ音楽とインド音楽の双方において、即興演奏は大変重要なジャンルです。演奏家には、決まった楽曲を演奏する以外に、即興演奏を行う技量が求められます。演奏家からその時その場に限って繰り出される即興演奏は、聴き手にとっても特別な楽しみであり、演奏家と聴衆の間に理解や納得が成立した時には大きな感動を呼びます。いったい演奏家は何を基準に、どんな指針を持って即興演奏を行うのでしょうか。
マカームとはアラブ古典音楽の旋法~簡単に言えば音階~を指すことばです。ラーガとはインド古典音楽の旋法を意味します。それぞれ独自の音組織からなり、大きな体系を形成しています。そうした旋法体系の構造や規則をもとに、また過去から伝統的に受け継がれてきたフレーズなどを習得した上で、演奏家は独創的な即興演奏を生み出していきます。
今回2回目になる公開講座「マカームとラーガ2」では、こうした「即興の技法」に焦点を当てます。
お問い合わせ:多摩美術大学 研究支援課
- 開催日時
- 2017/12/02 開場15:30〜
- 開催場所
- 多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーAホール
東京都八王子市鑓水2-1723 - 公式サイトなど
- http://kokucheese.com/event/index/495564/
- 資料
- パンフレット・チラシ・資料のダウンロードはこちら
更新日:2017.11.24