マハトマ・ガンジー生誕150年記念 ——聖なるガンジス河—— 松本榮一写真展

ガンジー生誕150年を記念して、インドの聖にして母なる大河ガンジス川(Gaṅgā)の写真展を下記の通り開催いたします。今日、多くの人が見失いがちな「真実」(satya)という価値を最も重んじる国・インド。その大地に生まれ、インドの独立を非暴力をもって成し遂げた偉大なるガンジー翁を育んだ聖河。我が国を代表するインド通の写真家・松本榮一氏の、今では撮影不可能な貴重な写真の数々をもって展覧します。

松本榮一略歴 (まつもと・えいいち)


1948年、神奈川県に生まれ。写真家、著述家。

日本大学芸術学部を中退し、1971年よりインド・ブッダガヤの日本寺の駐在員として滞在。4年後、毎日新聞社英文局の依頼で、全インド仏教遺跡の撮影を開始。同時に、インド各地のチベット難民村を取材する。1981年には初めてチベット・ラサにあるポタラ宮を撮影、以来インドとチベット仏教をテーマに取材を続けている。

1982年、東京大丸で毎日新聞社主催「大チベット展」を中沢新一氏と企画し、写真展を開催。1986年、東北大学西蔵学術登山隊学術班(色川大吉隊長)に参加してチベットを縦断、1988年、朝日新聞社主催「チベット秘宝展」の写真を担当、1989年、西武百貨店の『蘇るパリ万博と立体マンダラ展』の企画構成。1991年、平山郁夫画伯、堤清二氏などと共にアンコール・ワット修復日本委員会に参加。

主な出版、写真集 『印度』全三巻、『西蔵』全三巻、『中國』全三巻(すべて毎日コミニケーションズ)。『極限の高地 チベット世界』『KAILAS』(共に小学館)、東北大学文学部所蔵『河口慧海請来チベット資料図録』(佼成出版社)、『アンコール・ワットへの旅』(講談社)、 『女神群舞 アンコール遺跡の神々』(時事通信社)、多田等観請来『釈尊絵伝』(学研)、『三蔵法師の道』(河出書房新社)、「聞き書きダライ・ラマの言葉」NHK出版など

主催:興龍寺
共催:第二教区曹渓会
後援:在日インド大使館(予定)、塩尻仏教親和会、塩尻市市民タイムス、日印文化交流ネットワーク

開催日時
5月13日(月) 〜19日(日) 11:00〜17:00
開催場所
市民タイムス塩尻ホール
長野県塩尻市大門並木町7−5

更新日:2019.05.08